開催日 2006年02月26日
参加者 13名
No | 地区 | 蒸留所 | ビンテージ | 年数 | 度数 | 備考 |
1 | スペイサイド | ロングモーン | 1987 | 16年 | 52.7% | ウイスキーガロア |
2 | スペイサイド | ロングモーン | 1976 | 28年 | 52.0% | モダンマスターズ |
3 | スペイサイド | ロングモーン | 1988 | 15年 | 58.1% | マキロップスチョイス |
4 | スペイサイド | ロングモーン | 1974 | 26年 | 54.8% | ブルームスバリー |
5 | スペイサイド | ロングモーン | 1978 | 25年 | 58.1% | ダンカンテイラー |
テイスティングノート
山崎 白秋記
今月のお題は、「ロングモーン」である。ここのところ、モルトの会では評価の高いメジャーな蒸留所が、必ずしも芳しくない評価であることが続いた。
しかし今回は違った、一本目でそこそこの評価を得たあと、新しいグラスが出されるたびに、好印象のモルトでメンバーの多くが頬をほころばせる。
麦芽風味、ややヌカくささ、さわやかな酸味、フルーツ、この個性クライネリッシュではないかと感じた。
そんなことで今回のテーマは、マスター会心のクライヌリッシュリベンジかと思ったのである。北ハイランドには違いなかろうと思ったのだが、またしても大きくはずしてしまった次第である。
深みのあるウッディーな個性はたいへん秀逸で、メンバーの間ではロングモーンの評価を不動のものとしたのではないか。
さて、今回の5本を紹介しよう。
[ NO.1 ] ウイスキーガロア ロングモーン 1987-2003 16年 52.1%
【 香り 】
トップノートでは軽くピートを感じる、ピートはヨード系のものではない。その後高貴な香りがほのかに香る。
やや麦芽風味があるが、モルティと呼ぶほどではない。ドライではあるが酸味を感じ心地よい。
トーストしたパンの香り。ややヌカくさい印象もある。しばらくするとキャラメル香を感じることが出来る。
【 味 】
単調な味わいでブレンデッドではないかと感じる、ドライ。若さを感じる。砂糖水の風味。
[ NO.2 ] モダンマスターズ ロングモーン 1976 28年 52.0%
【 香り 】
トップノートはイガイガした印象。すぐさまフレッシュな熟成香が広がる、酸味がほどよくバランスしたすばらしい香りだ。
秋の青空のように澄んだエステル香。その後バニラや、樽由来のウッディーな香りに満たされる。
【 味 】
口に含めばすぐに熟成を感じ取ることが出来る。ここでも酸味が名脇役だ。フルーツの数も多く、梨、ブドウが何種類も感じられる。
[ NO.3 ] マキロップスチョイス ロングモーン 1988-2003 58.1%
【 香り 】
まずヌカをかんじてしまう、相反するがフレッシュさも強く感じられ、暗いイメージではない。
酸味も良く効いておりエレガントさも感じられる。
【 味 】
ブドウ系のフルーツが深々と感じられる。若さゆえにアルコール感も強くハードでドライ。
しばらくすれば心地よい甘さが感じられるようになる。
[ NO.4 ] ブルームスバリー ロングモーン シェリー 1974-2000 26年 54.8%
【 香り 】
エステリーな熟成香がすばらしい。酸味や深い麦芽香できわめてビッグボディ。ややヌカくささはあるが熟成香に消されている。
しばらくすれば甘い香りに包まれ、質の良いリフィルシェリー樽熟成と感じる。バニラの香りもありバーボン樽の個性もある。
【 味 】
すばらしくフルーティー、酸味もほどよい。まったりとしたブドウの個性が強い。ビッグボディでエステリーな熟成感がすばらしい。
しだいにウッディーなあじわいに変わってくる、重厚で秀逸なモルトである。
[ NO.5 ] ダンカンテイラー ピアレス ロングモーン 115/183 1978-2003 28年 58.1%
【 香り 】
第一印象はエステリー。酸味と麦芽風味がほどよくバランス。香りが立つまでに時間がかかるがしだいに木の香りに包まれる。
【 味 】
フルーティーさが強く、香りに較べると熟成不足を感じてしまう。フルーツはブドウ系である。
アルコールを感じてしまうところが熟成不足と思う要因かもしれない。
開催日 2006年03月26日
参加者 13名
No | 地区 | 蒸留所 | ビンテージ | 年数 | 度数 | 備考 |
1 | ハイランド | グレンアルビン | 1975 | 26年 | 54.8% | レアモルト |
2 | ハイランド | グレンアルビン | 1979 | 24年 | 56.2% | ダンカンテイラー |
3 | ハイランド | グレンアルビン No.69.10 | 1979 | 25年 | 58.7% | ソサエティ |
4 | ハイランド | グレンアルビン | 1981 | 18年 | 59.6% | マキロップチョイス |
5 | ハイランド | グレンアルビン | 1970 | 32年 | 50.0% | ダグラスレイン |
テイスティングノート
山崎 白秋記
今月のお題は、「グレンアルビン」である。インバネスの3蒸留所はすべて閉鎖されているが、グレンモールなど我々の会ではかねてより評価の高い蒸留所であり、取り壊されているのが残念に思っていた。
今回5本をテイスティングしてみて、グレンアルビンも評価が高かった。閉鎖される蒸留所は総じて個性がなく、美味しくないモルトを作っているものだが、このインバネスの蒸留所については当てはまらないようである。
さて、今回の5本を紹介しよう。
[ NO.1 ] レアモルト グレンアルビン 1975 26年 54.8%
【 香り 】
上品でややエステリーなトップノート。しだいに甘い香りに満たされるが、酸味がほどほどに感じられバランスが良い印象。
ミントのさわやかさも感じられる。刺激的な香りがいっさい無いやさしいモルトである。
【 味 】
きわめてフルーティー、そして甘くさわやか。アルコール度数を感じさせない、良い意味での優等生モルトである。
[ NO.2 ] ダンカンテイラー レアレスト オブ レア グレンアルビン 1979-2004 24年 56.0%
【 香り 】
トップノートは上品でエステリー、やや強めの酸味が心地よい。軽いピートが感じられる。
しだいにバニラの香りも顔を出してくる。酸味の個性がここちよくさわやかである。
【 味 】
フルーティーであるが、軽いピートも感じられスペイサイドモルトとはスタイルが違う。
ややドライでわずかに辛い。アルコール感が強く単調である。
しだいに酸味も強くなり、さらにバタースカッチの味もしてくる。バーボン樽の個性もあり、時間とともに充実した味わいとなる。
[ NO.3 ] SMWS 69.10 グレンアルビン 1979-2005 58.7%
【 香り 】
ライトでモルティー。軽いピートが感じられる。時間とともに酸味がここちよく、スパイシーなミントが香ってくる。
その後、ヌカの香りが強くなる。ヌカやタクアンの香りは最後まで続く。湿った香りでライトな印象は消える。
【 味 】
やはりヌカっぽい味、潮っぽい感じでもある。無機物を思わせる味。ヌカから連想されるひねた味わい。やはり酸味が利いており、しけてばかりでは無い。
[ NO.4 ] マキロップチョイス グレンアルビン 1981-1999 18年 59.6%
【 香り 】
上品でミントの香りが強い、ややライト。フルーツの香りが濃厚、酸味が強くベリー系のフルーツである。
その後ライトな印象は消え、バタースカッチのまったりした香りが前に出てくる。
【 味 】
すばらしくフルーティーである。しかも酸味とバランスして飲みやすい。ただフルーティーではなく、かすかなピートが味わいを引き締めている。
その後、甘さも感じられるようになるが、ややドライではある。
[ NO.5 ] ダグラスレイン オールドモルトカスク 1970-2003 32年 50%
【 香り 】
上品なシェリー香で満たされる、こげくささはいっさい無い。フルーティーかつ爽やか、甘い香りもすばらしい。いくつもの香りに包まれて幸せを感じられる。
軽くヌカらしき香りはあるが、潮っぽい香りと感じるかもしれない。しばらくすればバニラ香も香ってくる。
【 味 】
フルーティーかつ甘い。ウッディーな熟成感はすばらしい。ややこげた印象はあるが軽いピートとあいまって嫌味ではない
味の数も多くすばらしいモルトである。フィニッシュにはややピリピリしたところがある。
開催日 2006年04月23日
参加者 13名
No | 地区 | 蒸留所 | ビンテージ | 年数 | 度数 | 備考 |
1 | スペイサイド | グレンエルギン No.85.15 | 1975 | 24年 | 50% | ロンバード |
2 | スペイサイド | グレンエルギン | 1987 | 18年 | 51.4% | ソサエティ |
3 | スペイサイド | グレンエルギン | 1975 | 29年 | 54.7% | ブラッカダー |
4 | スペイサイド | グレンエルギン | 1975 | 24年 | 56.3% | ブラッカダー |
5 | スペイサイド | グレンエルギン | 1974 | 26年 | 57.3% | アデルフィー |
テイスティングノート
山崎 白秋記
今月のお題は、「グレンエルギン」である。ご存知ホワイトホースのキーモルトであり、メジャーな蒸留所といえそうだが、
オフィシャルボトル以外のモルトを飲まれた方は少ないのではないかと思う。
オフィシャルボトルをティスティングすれば、軽いシェリーとバランスのとれたライトなスペイサイドモルトといったハウススタイルを連想するが、
今回の5本はそんな軽いスタイルではなくしっかりと味の濃いモルトが多かった。
さて、今回の5本を紹介しよう。
[ NO.1 ] ロンバート グレンエルギン 1975-1999 24年 50%
【 香り 】
上品でエステリー。ライトではあるが、しだいにさわやかな熟成香に満たされる。
その後ウッディーな熟成香は満足度を増し、香りだけで幸福感が得られる。ライトでありながら熟成を感じさせるところは稀有な存在だ。
【 味 】
軽くフルーティー、ブドウ系のフルーツである。しばらくするとやはりウッディーな熟成感を味わう事ができる。
[ NO.2 ] SMWS グレンエルギン 1987-2005 18年 51.4%
【 香り 】
まず麦芽風味を感ずるが、しだいにエステリーになってくる。軽いピートを感じ取ることができる。度数のわりにアルコール感が強い。
酸味が心地よく、わずかにキャラメル香がある。さらに乳酸の香りと金属的な香り。
【 味 】
軽いピートとブドウの味。無機質なあじわい。
[ NO.3 ] ブラッカダー ローカスク グレンエルギン 1975 29年 54.7%
【 香り 】
酸味が爽やかでここちよい。エステリー感も十分である。さらにグラスを回しているとウッディーな香りが熟成を予感させる。
ブドウの香りが色濃く香ってすばらしい。これほどフルーツが濃く香るモルトもめずらしい。
【 味 】
やはりブドウの味は濃い。フルーティーでビッグボディといえるのは珍しいのではないか。さらに熟成由来のにがみも感じられる。
[ NO.4 ] カレドニアンコレクション グレンエルギン 1975-2000 24年 56.3%
【 香り 】
香りの立ちが遅く、ライトと思ったのもつかの間、すぐさまエステリーな香りで満たされる。華やかで明るいイメージ、軽いピート香もありスパイスとなっている。
その後ややタクアンの香りが感じられるが、ミントの香りもあり、けっして嫌味ではない。
軽い石鹸香もありバラエティーなモルトでもある。
【 味 】
すばらしく味が濃いモルトである、味はフルーティーでブドウ系である。しかも酸味とバランスして飲みやすい。
[ NO.5 ] アデルフィー グレンエルギン 1974-2000 26年 57.3%
【 香り 】
軽いシェリー香、2空きのリフィルシェリーであろうか。エステリーかつキャラメル香も感じられバーボン樽の個性もある不思議なモルトである。
【 味 】
エステリー、ぶどうの個性。口に含んでいると、じりじりあるいはピリピリする。にがみもあり、舌触りがざらざらとするがけっして悪いものではない。
開催日 2006年05月28日
参加者 13名
No | 地区 | 蒸留所 | ビンテージ | 年数 | 度数 | 備考 |
1 | ハイランド | ブローラ | 1982 | 21年 | 50% | ロンバート |
2 | ハイランド | ブローラ | 1981 | | 58.2% | モダンマスターズ |
3 | ハイランド | ブローラ | 1982 | 21年 | 58.4% | シグナトリー |
4 | ハイランド | ブローラ No.61.19 | 1982 | 21年 | 59.7% | ソサエティ |
5 | ハイランド | ブローラ | 1981 | 21年 | 59% | シグナトリー |
テイスティングノート
山崎 白秋記
今月のお題は、「ブローラ」である。モルト会のメンバーのなかでは1、2の人気を争う蒸留所である。
そんなブローラであるが、なかなか良いことばが飛び交うことなく会は1時間が過ぎようとしていた。
ブローラといえばフルーツ、酸味、ピートの三拍子が揃い、私も大好きな蒸留所であるが、今回の5本はそんな三拍子があまり感じられない。途中かすかにクライヌリッシュかと感じたこともあったが、特定するだけの個性を感じ取ることはできなかった。
蛇足ではあるが、ブローラ好きのメンバーKさんもあまり芳しくないことばを発していたことを付け加えておく。
さて、今回の5本を紹介しよう。
[ NO.1 ] ロンバート ブローラ 1982-2003 21年 50%
【 香り 】
上品で軽くエステリー。エレガントでスマート。酸味が心地よいが個性は少ない。
最近テイスティングする長熟ものは、こんなさらさらとして上品な香りのモルトが多いが気のせいだろうか。
【 味 】
まず感じるのは甘さである、さとう水のようである。香りほど熟成を感じないところが残念である。
しばらくすると苦味を感じ、アクセントとなっている。
[ NO.2 ] モダンマスターズ ブローラ 1981 58.2%
【 香り 】
綺麗なかおりである、特定の香りがでしゃばることなくバランスして香ってくる。続いて出てくるのは酸味である。奥には硫黄かフェノールの香り。軽いピートの香りもかんじることができる。
【 味 】
香りとは裏腹にこげたゴムの味わいで、明らかにシェリー樽熟成の個性である。ややピートも感じられる。苦味をともなうフィニッシュ。
[ NO.3 ] シグナトリ ブローラ cask no.416 1982-2003 21年 58.4%
【 香り 】
トップノートはキャラメルである、酸味の香りがあとを追うように感じられる。しばらくすればバタースカッチの香りとピートが付加される。バーボン樽熟成のモルトであろうか。
【 味 】
非常にドライである。さらに口に含んだ印象はジンジンとするもので心地よいものではない。
続いて、ややこげたゴム、あるいはイガイガする、軽いピートなのかもしれない。
[ NO.4 ] SMWS ブローラ 1982-2004 26年 59.4%
【 香り 】
さわやかで青空のようなかおり。さらに香りをかいでいるとフルーティーでいっぱいになる。しばらくすればキャラメル香も感じられるが、奥には臭みをかんじる。
グラスを回していると、甘いバニラの香りもでてくる。
【 味 】
あじわいはドライである。ブドウ系のくだものが口いっぱいになる。ドライではあるがやや甘さを感じる。フィニッシュはややひねた香りが残る。
[ NO.5 ] シグナトリー ブローラ 1981 21年 59%
【 香り 】
さわやかでエレガント。突き抜けたさわやかさ。気持ちのよい気分にさせてくれる香りである。
【 味 】
口に含んだ瞬間ジンとする。ぶどうの個性が強い。辛く苦い、とっつきにくいが側においてじっくり味わってみたいモルト。
ボウモアとは違った化粧品香が感じられる。
開催日 2006年06月25日
参加者 13名
No | 地区 | 蒸留所 | ビンテージ | 年数 | 度数 | 備考 |
1 | ローランド | ローズバンク | 1989 | 15年 | 55.5% | キングスバリー(京都) |
2 | ローランド | ローズバンク No.25.36 | 1990 | 14年 | 60.4% | ソサエティー |
3 | ローランド | ローズバンク | 1981 | 20年 | 62.3% | ダグラスマックギボン |
4 | ローランド | ローズバンク | 1981 | 20年 | 62.3% | UDレアモルトシリーズ |
5 | ローランド | ローズバンク | | 14年 | 53.2% | グレンカラー |
テイスティングノート
山崎 白秋記
今月のお題は、「ローズバンク」である。 「ローズバンク」なんてすばらしいネーミングであろうか。そんな響きのよい名前とはうらはらに、モルト自体の出来はいまいちという印象があった。
今回、そんな印象を払拭するに十分なモルトが5本集まった。会のメンバーにおいてもローランドモルトに対するイメージが変わったのではないか。
さて、今回の5本を紹介しよう。
[ NO.1 ] キングスバリー ローズバンク 1989-2004 15年 55.5%
【 香り 】
トップノートはドライと感じたが、フルーティーでもある。軽くいがいがとするがピート由来のものか?
さらにミントの香り。酸味もさわやかで、奥にはキャラメル香も感じられる。
【 味 】
まず感じるのはドライで辛く感じられることだ。やはりミントが鼻を抜けていく。かなりスパイシーである。
[ NO.2 ] SMWS 25.36 ローズバンク 1990-2005 14年 60.4%
【 香り 】
やや暗い印象。フルーティーかつ、まったりしている。軽くオゾンが香り、湿った感じが付きまとう。
奥にピートを感じる、アイラモルトか? 熟成由来のキャラメル香。さらに時間が経てば甘い香りも広がってくる。
【 味 】
焦げたゴムの味は明らかにシェリー樽熟成の個性である。ややピートも感じられる、シェリー樽熟成ではあるがドライ。やや重い印象。
[ NO.3 ] マクギボン プロブナンス ローズバンク 1981-2001 20年 62.3%
【 香り 】
まったりと湿気っぽいが、奥からフルーティーさが香ってくる。かすかにキャラメル香も感じられる。
しばらくすると第一印象とは違い、エレガントな風が吹くように感じる。軽いピートがアクセントである。
【 味 】
まずミントを感じる、スパイシーでドライである。かすかに麦芽風味があるが、若さを感ずるまでのものではない。
酸味もほどほどで飲み飽きないモルトである。
[ NO.4 ] ディアジオ レアモルト ローズバンク 1981 20年 62.3%
【 香り 】
トップノートはひとことで「いい香り」である。きわめてフルーティーでほどよくエステリー、しかしまったりとしたボディーも感じる。
キャラメルも香り、さらにウッディーな熟成香がすばらしい。酸味とのバランスも良い。さらに軽いピートとミントを感じる。
【 味 】
フルーティーではあるがドライ。スパイシーと感じるのはアルコール度数によるものか。軽いピートがアクセントとなっている。
[ NO.5 ] グレンカラ ローズバンク トリプル • ディスティレーション 14年 53.2%
【 香り 】
濃い香り。こげた印象が強い。軽いミントを感じるがまったりとしている、明らかにシェリー樽熟成によるものであろう。
時間がたてばバニラの香りも感じられる。
【 味 】
すぐにシェリーとわかる個性、こげたカラメル。甘く湿気た味わい。ピートとあいまってひどく口に残るものがある。
Copyright © 2000-2006 Stand Bar All rights reserved.